月別アーカイブ: 2020年11月

FXの基礎知識(その12:FXチャートの読み方「一目均衡表」)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「FXチャートの読み方(酒田五法)」
を取り上げて、
・主な5パターンを紹介させてもらいました。
相場の天井を見極める「三山(さんざん)」
相場の底を見極める「三川(さんせん)」
値の飛び「空(窓)」をもとに反転を見極める
「三空(さんくう)」
相場の方向感が強いと判断する「三兵(さんぺい)」
方向感がでるまでの見極めをする「三法(さんぽう)」
・パターンだけにこだわるのではなく、
パターンが機能する場合なのかどうなのかを大事にする

という話をさせてもらいました。

 

さて第12回目の今日は、
「FXチャートの読み方(一目均衡表)」
について簡単に紹介させてもらいます。

今日紹介する一目均衡表は、
昨日紹介した酒田五法と同じく
日本発の罫線表分析法で
都新聞部長であった細田悟一(ペンネーム一目山人)が
発表したものです。

現在でも愛用する人が多い方法で、
期間の設定を足に合わせるなどして、
FXでも広く使われており、
海外でも「ICHIMOKU」として知られています。

具体的には、
折れ線グラフなど含めた以下5種類の線を組み合わせて
チャート分析を行います。

日足で考える場合、
転換線=(過去9日間の最高値+同最安値)÷2
基準線=(過去26日間の最高値+同最安値)÷2
先行スパン①={(転換値+基準値)÷2}を25日先にプロットしたもの
先行スパン②={(過去52日間における最高値+同最安値)÷2}を25日先にプロットしたもの
遅行スパン=(終値)を25日前にプロットしたもの
で先行スパン①と②の間に囲まれた
雲と呼ばれる部分も考慮します。

・転換線が基準線を上抜いたら「買い」
・遅行スパンがローソク足を上抜いたら「買い」
・ローソク足が雲を上抜いたら「買い」
・厚い雲は抜けにくい

サッと書かせていただきましたが、
実は解析方法はかなり複雑で、
一目山人直系の解説書でも
多くの解説書があり(一部絶版)、
習得するのには相当の時間がかかると思います。

 

時間的変化を考慮した分析方法なので、
便利といえば便利なのですが、
自分の身体の中に値動きの時間的な感覚を作る前に
一目均衡表に頼ろうとしてしまうと
係数の設定の沼にハマってしまい、
いつまでも係数をいじり続ける無限地獄に落ちます。

 

基本的な理論は他の分析方法にも共通するところが多く、
考え方を理解しておくことに損はないと思いますが、
個人的には他の指標で補えているのと、
一目均衡表が複雑すぎるのとが理由で使っていません。

この辺の感覚は、個人の得意不得意になってくると思います。
一目均衡表が肌に合うという人も多いと思いますので、
食わず嫌いはせず試してみて下さいね。

次回は、
「ダウ理論」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その11:FXチャートの読み方「酒田五法」)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「FXチャートの読み方(テクニカル指標)」
を取り上げて、
・テクニカル指標には、
相場の方向を示す「トレンド系」と
相場の勢いの行き過ぎを示す「オシレーター系」
の2つがある。
・主要なトレンド系指標には、
移動平均線やボリンジャーバンドなどがある
・主要なオシレーター系指標には、
MACDやRSIなどがある
という話をさせてもらいました。

 

さて第11回目の今日は、
「FXチャートの読み方(酒田五法)」
について簡単に紹介させてもらいます。

FXチャートでは、
過去と現在の値動きのデータをもとに、
今後の値動きを考えるため、
値動きを解析して何とか有利に売買したい、
と誰もが考えます。

現在ではテクニカル指標と呼ばれる
色々な分析が編み出されていますが、
今日紹介する酒田五法は、
古くから伝わる日本発の分析方法です。

 

この酒田五法は、
出羽国(山形県酒田市)出身の
江戸時代の伝説的な相場師、
本間宗久が考案したといわれています。

その方法は、ケイ線分析の基本と呼ばれ、
チャートの形を基本的なパターンに分類して
ローソク足分析を行います。

 

パチンコでいうなら、
地元のパチプロに一人はいた
「ブッコミのテツのブッコミ打法」
とか
「シンさんのチョロ打ち打法」
などの超有名版「虎の巻」みたいなもの
といったところでしょうか。
(ちょっとネタが古いでしょうか。)

 

ともかく、
元々は米相場で使われていたものが
株でも、FXでも、と用いられていて、
主には5つのパターンが知られています。

 

「三山(さんざん)」
3回突破できなかった高値が
もう上がらないだろう、という予想で、
相場の天井を見極めるパターン

「三川(さんせん)」
3回突破できなかった安値が
もう下がらないだろう、という予想で、
相場の底を見極めるパターン

「三空(さんくう)」
ローソク足の値の飛び「空(窓)」をもとに、
突発的な値動きが3回続いたら
そろそろ反転しそうだろう、というパターン

「三兵(さんぺい)」
3本陰線や陽線が続いた時に
方向感が強いと判断して、
強い相場についていこうとするパターン

「三法(さんぽう)」
ローソク足が上下して動かない時は取引せず
相場が動き出したら取引を始める、
というパターン

 

あえてざっくり書かせてもらっていますが、
コメ相場の日足を基本に開発されたものにも関わらず
相場の動きの本質から見ると
いずれも納得できるものばかりです。

要は、ただパターンを信じ込むのではなく、
上手く使える場面を自分で見つけ出す
という感じです。

 

例えば、
大きな経済危機があった時の相場を考えてみて下さい。

日足で3本続いて窓があいたからと言って、
何も考えず「3空キタ~ (*´з`)♪」
といって取引する事を考えてみて下さい。

パターンだけを信じ込むのはヤバいですよね?

 

前提としてパターンが機能するかどうかを
見定めることはとても大事です。

次回も今回に続いて日本発の分析手法
「一目均衡表」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その10:FXチャートの読み方「テクニカル指標」)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「FXチャートの読み方」を取り上げて、
・経済ニュースなどのファンダメンタル分析から
チャートがいつ上がるのかを予想するのはやりにくいが、
チャートはほぼリアルタイムでデータが手に入るので
タイミングも図りやすい
・チャートは、上がっている・下がっている・どちらでもない
の3種類だけ
・チャートを読むのと売買判断をするのは別物

という話をさせてもらいました。

 

さて第10回目の今日は、
「FXチャートの読み方(テクニカル指標)」
について簡単に紹介させてもらいます。

FXの利益を出すためには、
「値が安い時に買い・高い時に売ること」
が大事です。

そしてFXチャートでは、
過去と現在の値動きのデータをもとに、
今後の値動きを考えます。

この値動きを解析して有利に売買したい、
というところから、
テクニカル指標と呼ばれる
色々な分析が編み出されています。

 

まずはネットで、
「FXチャート・リアルタイム」と検索して
どこのものでもいいので
実際のチャートを眺めてみて下さい。

チャートを見てもらうと、
波のようにユラユラ揺れながら
上下しているのがわかると思います。

このチャートを見ながら、
様々な人が
「そろそろ上がりそうかな?」とか
「そろそろ下がりそうかな?」とか
考えながら売買している感じです。

 

何もないチャートだけ見ていると、
何となく、
ここで売ったらいいよ、とか
ここで買ったらいいよ、という基準が
欲しくなってきませんか?

その要望に応えるのが、
テクニカル指標です。

 

線とか別のグラフが出てきて、
より自信を持って売買できるようになります。

さて、
テクニカル指標には大きく分けて
トレンド系とオシレーター系と呼ばれる
2つの指標があります。

 

トレンド系というのは、
上がったり・下がったりする方向を示す指標です。

例えば、
移動平均線・ボリンジャーバンドなどがあり、
上がりそうな方向感が出たから買おう、
とか
下がりそうな方向感が出たから売ろう、
といった判断に使えます。

もう一つのオシレーター系というのは、
買われすぎ・売られすぎを見る、
つまりトレンドの勢いがどれくらい出ているか、
を判断する指標です。

例えば、
RSIやMACDなどがあり、
勢いが出すぎているところで売る!
とか
勢いが出ていないからまだ売らない!
などの判断に使えます。

このテクニカル指標というのは、
現在も増えており、めちゃくちゃな数があります。
主なものを順番に紹介させて頂きますので
お待ちくださいね。

次回は、
「酒田五法」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その9:FXチャートの読み方について)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「FXチャート(平均足)」を取り上げて、
・平均足はバーチャートやローソク足とは
表示しているものが違う
・相場の勢いが続いているところはわかりやすい一方、
相場の勢いが反転する場所はわかりにくい
・チャートは自分がトレードしやすいかどうかで選ぶのが
ポイント

という話をさせてもらいました。

 

さて第9回目の今日は、
「FXチャートの読み方」
について簡単に紹介させてもらいます。

FXの利益を出すためには、
値が安い時に買って・値が高い時に売る、
これにだけです。

そしてこれを予想するには、
大きく2つ方法があります。

 

1つは、
「ファンダメンタル分析」
と呼ばれる経済ニュースなどを元にする方法、

そしてもう一つが、
「テクニカル分析」
と呼ばれるチャートを元にする方法です。

 

「ファンダメンタル分析」で当てる事ができるのであれば
それでもいいのですが、
経済学や国の政策など結構な勉強が必要なわりに、
時間的なタイミングがわかりにくいと感じたため、
個人的には参考程度に考えるくらいで、
売買判断には使っていません。

 

一方で、
チャート分析は「テクニカル分析」に当たりますが、
チャートは、ある意味リアルタイムでわかる情報で、
時間的なタイミングも工夫で何とかなりやすいので
チャート分析を売買判断に使っています。

パチンコ店でも、
新装開店かどうか?だけを基準にして
店に入っても台を選ばずに打っても
コンスタントに勝つのは難しいですよね。
それと同じ感覚です。

チャートを読むのは、
パチンコでいうと「いい台を選ぶ」のと
同じようなものです。

コンスタントに勝つためには
必須ともいえるものですので
しっかり押さえていって下さいね。

実はチャート分析の一番大事なポイントは
・上がっている
・下がっている
・どちらでもない
のどれかである、ということです。

そしてこの上・下どちらかに勢いがついている状態を
「トレンドが出ている」といいます。

「上がっている」か「下がっている」
の時にトレードすると利益を出せるわけで、
チャートを見ながらトレンドの方向を予想して、
タイミングよくトレンドに乗ることができるかどうか、
が全てです。

 

ただ、
「何となくトレンドが出そう!」で売買するのは、
お金が高額になってくると難しくなってくるので、
酒田五法と呼ばれるチャートのパターンや
テクニカル指標と呼ばれる分析データを元に
売買判断をします。

長々書いてしまいましたが、
要は、
チャートを読むのと売買判断することは別物、
という事です。

どんどん詳しい説明に入っていきますが、
順を追って酒田五法もテクニカル指標も
説明させてもらいますね。

 

次回は、
「FXチャートの読み方(テクニカル指標)」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その8:平均足について)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「FXチャート(バーチャート)」を取り上げて、
・バーチャートはローソク足と同じものを示していて、
デザインが違うだけ
・縦方向の細い線がその時間帯の間の値動きを、
真横に飛び出た枝のような線が切り替え時刻の
値段(始値と終値)を示す。
・トレードの時にローソク足の色や印が気になって
気が散るならバーチャートが肌に合うかもしれない

という話をさせてもらいました。

さて第8回目の今日は、
「FXチャート(平均足)」
について簡単に紹介させてもらいます。

まず大事なところは、
平均足は形がローソク足と同じでも、
描かれるルールがローソク足やバーチャートと違う
という事を覚えておいて下さい。

平均足では、
太線が始値と終値を示すのはローソク足と同じですが、
使う値が異なります。

始値は直前の平均足の始値と終値の平均、
つまり平均足の始値は必ず直前の足の太線中央になり、
終値は価格の最高値・最安値・始値・終値の平均を取ります。
ちなみに細線は、ローソク足と同じく
その時間帯の最高値と最安値を示します。

平均足は、
上げや下げが続くような相場の勢いを知るのは
(同じ色の足が続くため)一目でわかる一方、

文字通り「平均」を表示していくので
相場の勢いが変化し始めるタイミングが捉えにくかったり、
捉えられても時間的に遅れてしまったりします。

 

頭で考えるとごちゃごちゃしてくるかもしれませんが、
あまり詳しく理屈を覚えても、
トレードが上手くなるわけではありません。

大事な事は
・トレードがしやすいと感じるかどうか、
・見やすいと感じるかどうか
です。

昨日のバーチャートの説明のところでも
お話しさせていただきましたが、
FXトレードはかなりの精神力を使いますし、
チャートはトレーダーにとって
戦場での大切な武器の1つです。

チャート自体に優劣はありませんし、
息の長いトレーダーとなるために、
自分の肌に合う環境を準備することは
とても大事です。

本番実践までに3種類とも実際に表示してみて
感じの違いを体感してもらえればと思います。

次回は、
「FXチャートの読み方」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その7:バーチャートについて)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「FXチャート(ローソク足)」を取り上げて、
・ローソク足が読めれば、おおよその値動きがわかる
・太線が切り替わりタイミングの値段で、
始まった時の値が始値、
次の時間に移る時の値が終値、
始値より終値が高ければ「陽線」、
始値より終値が低ければ「陰線」、
・細線が、その時間帯の最高値/最安値
・まずはネットでローソク足チャートに触れてみて
自分なりにチャートに慣れることがポイント

という話をさせてもらいました。

 

さて第7回目の今日は、
「FXチャート(バーチャート)」
について簡単に紹介させてもらいます。

バーチャートは、
日本であまり目にすることはないものの、
ヨーロッパやアメリカなど外国では
良く使われているようで、
たまに本などで出てくることがあります。

バーチャートが示すものは、
ローソク足と同じなのですが、
縦方向の細い線が、
決まった時間帯の間の値動きを、
細い線の真横に飛び出た枝のような線が
時間帯の切り替え時刻の値段(始値と終値)を
示していて、デザインが違います。

 

ローソク足と違って、
その時間帯で上げたか下げたかが目立ちにくいので、
トレードの際にどうしてもローソク足の色や印が
気になってしまうようなら、
シンプルなバーチャートの方が肌に合うかもしれません。

FXトレードはかなりの精神力を使いますので、
ちょっとしたトレード環境のストレスが、
トレード成績に影響することもあります。

特に、
チャートはトレーダーにとって
大切な戦場での武器の1つです。

ローソク足に決め打ちするのも1つの方法ですが、
個人的にはどのチャートが肌になじむのか、
3種類とも試されることをおススメします。

次回は、
「FXチャート(平均足)」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その6:ローソク足について)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

前回は「FXチャート」を取り上げて、
・主にローソク足、バーチャート、平均足という3種類がある
・ローソク足とバーチャートは違うデザインで書かれた同じもの、
平均足だけは値の平均を描いた別物
・どれかが優れているというわけではなく、
自分が使いやすいと感じるチャートを選ぶのがポイント

という話をさせてもらいました。

 

さて第6回目の今日は、
「FXチャート(ローソク足)」
について簡単に紹介させてもらいます。

3種類のFXチャートのうちで一番よく目にする
チャートになります。
しっかりおさえておいてくださいね。


昨日説明させていただいたとおり、
ローソク足というのは
太い線の真ん中から細い線が突き出た模様が
何個も並んでいるグラフの事で、
1時間足ならその1時間、5分足ならその5分間の
おおよその値動きが一目でわかるようになっています。

 

少し細かい点を説明させていただきますね。

太い線が示すのは、
時間帯の切り替えタイミングの値段、
入り始めの値段が「始値(はじまりね)」、
時間最後の値段が「終値(おわりね)」

細い線が示すのは、その時間帯の間で
一番高い最高値である「最高値(さいたかね)」
一番安い最下点である「最安値(さいやすね)」
と呼びます。

そして、
始値よりも終値が高くなっていると
「陽線(ようせん)」
始値よりも終値が安くなっていると
「陰線(いんせん)」
といいます。

陽気・陰気などといった言葉もありますが、
陽(プラス・上がる)・陰(マイナス・下がる)という
イメージそのままが言葉として使われています。

 

例えば、
1時間足だとその1時間の間に、
・最終的に値が上がったか/下がったか(太線)
・1時間の間にどこまで上がったか/下がったか(細線)
が一目でわかります。

初めはチャートを見ても
さっぱりわかならいかもしれませんが、
見慣れてくると、
決まった時間帯のレートの動き方が
おおよそどんな感じだったのかが
わかるようになってくるので安心して下さい。

 

経済ニュースや大事件などが起こった時は
大きく動いたりしますので
チャートを見さえすれば全てがわかる、
というようなモノではありませんが、
チャートにはFXで勝つためのヒントが
かなり詰まっています。

FXでは、
これまでのレートの動きを元に、
未来のレートの動きを考え、
戦略を立てて取引します。

この流れの中で、
これまでのレートの動きを知る事は、
出発点です。

日本では、
ローソク足で表示されるチャートが多いので、
ネットにアップされている「ドル円」チャートでいいので
ローソク足のチャートを眺めてみて下さい。
※「リアルタイムチャート」「ドル円」とかで検索して
もらえればすぐに出てきます。

同じチャートでも、
表示する時間幅が違ったり、
表示させる本数を変えたりしていると、
見たチャートから色々な印象を受けることに
気づかれると思います。

チャートを見るのは、
パチンコでいうと、
甘々釘のお宝台を見つけるための
基本的な調査方法の1つです。

これをおろそかにしてしまうと、
台の見分けがつかないので、
せっかくお宝台に座っても、
1000円打って当たらなかったからヤメ、
というような、もったいない決断を
してしまいかねません。

 

地道にデータを取って(ここが超大事です)
自分が「お宝台」と信じられるに足る台を探し続け、
見つけたら収支勘定をしながら打ち続ける。

パチンコにもFXにも共通する、
勝ちへの最短距離です。

お宝台に座ることができれば、
1回1回は爆勝ちも惨敗もありますが、
トータルでは繰り返せば繰り返すほど
プラスになっていきます。

FXはとても奥の深い世界ですが、
全ては千里の道も一歩から、
まずはローソク足のチャートを眺めるところから
始めてみて下さい。

次回は、
「FXチャート(バーチャート)」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その5:FXチャートについて)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

 

ここでは、初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「トレードスタイル」を取り上げて、

・FXトレードでは、通貨レートの差と金利の差が利益になるが
通貨レートの差からの利益が基本
・トレードスタイルというのは、スイングトレード(スイング)
デイトレード(デイトレ)、スキャルピング(スキャル)の
3つで、初めはデイトレが初心者向け
・初めは「損切(そんぎり)」が難しいので、
少額取引から始める。
という話をさせてもらいました。

 

さて第5回目の今日は、
「FXチャート」
について簡単に紹介させてもらいます。
だんだんとトレードに関する知識も出てきますので
少しゆっくり読んでみて下さい。

 

さて、
チャートと呼ばれるグラフはご存知でしょうか。
もしかすると既に本物をご覧になったことがある方も
おられるかもしれませんが、

太い線の真ん中から細い線が突き出た
ジャイアントソーセージのようなものが何個も並んでいる
グラフの事です。

 

このグラフは、通貨ペアの値動き、

例えば、
アメリカドル/日本円(通称ドル円)でいうと、
1ドルが日本円のいくらに相当するか、
というのが刻々と変わっていくので、
それをグラフにしたものです。

このグラフで、
チャートが上がっていきそうだと感じたら”買い”
上がったところで”買ったものを売る”か、
チャートが下がっていきそうだと感じたら”売り”
下がったところで”売ったものを買う”
ことができれば利益が出ます。

チャートは、
株でもFXでも相場とよばれるものは
共通して使われています。
違うのは動きかたのクセだけです。

 

ちなみにチャートは、
決まった時間の間で変動したレートの動きを示していて、
通常1時間の値段の動きなら、
1時間足(いちじかんあし)
一日の値段の動きなら、
日足(ひあし)という風に、
「決まった時間帯+足」という呼び方をします。

そしてチャートは基本的に同じデータをもとに
グラフにするのですが、
・ローソク足(ろーそくあし)
・バーチャート
・平均足(へいきんあし)
と大きく分けで3種類の書き方があります。

 

・ローソク足
決まった時間帯の値動きを、
太い線と細い線の2種類の線で表現したチャートです。
ロウソクのロウの部分と芯の部分のように見える事から
ローソク足と呼ばれます。

動いた時の最安値と最高値を細い芯の部分で示し、
時間の切り替わるタイミングの値段(始値・終値)を
太い線で示します。

多くの場合、
一つ左側(要するに直前)の時間帯の値段に比べて
下がったか上がったかが色などを変えて描かれているので、
おおよその値動きがわかるようになっています。

例えば、
5分足なら5分間の値動き
1時間足なら1時間の値動き
を示します。

 

・バーチャート
ヨーロッパなど外国ではローソク足と同じく、
よく使われている記載方法です。
ローソク足と同じ値段を記載しているのですが、

太い線で表現せず、枝のように突き出した線で
時間帯が切り替わる時の値段を示しています。

 

・平均足
ローソク足と似ているのですが、
その名の通り平均した値を示すチャートです。

一つ左側の時間帯の値の平均を描いており、
時間の切り替わる時の値段(始値)は、
前の時間帯の値段の平均になります。

平均を記載しているので、
同じ相場を記載していても
ローソク足やバーチャートとは形が違ってきます。

 

一番大事なのは、
今後値段が上がるのか
下がるのかを判断する事が大事なだけで、
どれかのチャートでなくてはいけない、
ということはありません。

ただし、チャートの見方の説明で
自分が使っているもの以外を知らないと
発信されているお得な情報を
見逃してしまう可能性がありますので、
一応3種類ともチャートの見方は
マスターしてもらえればと思います。

 

次回から、それぞれのチャートについて
少し細かく説明させてもらいます。

チャートは
一度覚えてしまえば株でもFXでも
理解することができます。
少しづつ進んでいきましょう。

 

次回は、
「FXチャート(ローソク足)」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その4:トレードスタイルについて)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「通貨の種類」を取り上げて、

・FXでは通貨ペア(異なる通貨の組み合わせ)を扱っている
・初めは良く流通している通貨同士を選ぶのが基本
・4つの主要通貨ペアの特徴まとめ
ドル/円:比較的マイルド、時々大きく動く
ユーロ/ドル:なめらかな値動きが多い
ポンド/円:荒い値動き。初めは手出し厳禁
ユーロ/円:ドル/円とポンド/円の中間程度の値動き

という話をさせてもらいました。

 

さて第4回目の今日は、
「トレードスタイル」
について簡単に紹介させてもらいます。

 

まずFXトレードの利益の出し方には、
大きく分けて下の2つがあります。

・2つの通貨レートの差から利益を出す
・通貨の金利の差で利益を出す

ただし大抵の場合、
通貨レートの動きがそれなりに大きいですし、
金利はオマケ程度になります。

もちろん例外はありますが、
金利が高い通貨=信用が少ない国の通貨です。

 

ちゃんと訓練すれば利益は出せるようになりますし、
レートが急変しやすい通貨ペアはできるだけ避けて、
まずは金利差がほとんどない主要通貨で始めてみて下さい。

トータルで利益が出始めると、
金利で儲けようなどと考えるのが
バカらしくなります。

 

ちなみに、
これから少しづつFXの専門用語が出てきます。
覚えようとしなくても次第に慣れますので、
今はサラッと流し読みしていただければと思います。

FXトレードでは、レートの単位として
pips(ピップス)という呼び方をします。

これは最小通貨単位のことで、
1pipsというと、

例えば、
日本円なら
1円の1%、つまり0.01円(1銭)
アメリカドルなら
1セントの1%、つまり0.0001ドル(0.01セント)
にあたります。

pipsは、よく出てくる単語ですので
頭の片隅に留めておいて下さいね。

 

では、
本題のトレードスタイルの話に移らせていただきます。

初めて耳にされる方も多いと思いますが、
トレードスタイルというのはFX取引の仕方、
つまり「FX市場での戦い方」の事で、
大きく分けて、
・スイングトレード
・デイトレード
・スキャルピング
の3つがあります。

この3つのスタイルは、
通貨レートの差益を狙うのはどれも同じなのですが、
1回の取引にかける時間と狙うレートの幅が違います。

 

・スイングトレード
数日~数週間(長い時は数か月)時間をかける。
狙うレートの幅は、数100pipsかそれ以上
金利の影響もそれなりに考えておく必要あり
レート急変による不意打ちを考慮しておくくらいの
取引量のコントロール力が必要。

・デイトレード
その日中に取引を終える。
狙うレートの幅は、数10pips~100pips程度
狙う幅もそれなりで、その日中に取引を終えるという
ルールもわかりやすいため、初心者向け。

・スキャルピング
数秒~数分で取引を終える。
狙うレートの幅は数pips~10pips程度。
取引量を上げて行う事が一般的。

 

始めのうちは、
損しているのに取引を終えること(損切:そんぎり)が
難しいと思います。
すんなりできれば、ある意味「変人」です。

パチンコと違って、
FXは24時間取引できてしまうので
普通はずるずる粘ってしまいがちです。

投資は自己責任、というのは大前提ですが、
それを理解していただいてなお、
大きな取引量で取引して損切できなくなる、
というのが典型的なFX退場スタイルです。

まずは取引中に熱くなってしまう前提で、
少ない取引量でデイトレードから始めることを
考えていただければと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

次回は、
「FXチャート」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

FXの基礎知識(その3:通貨の種類について)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

前々回から、初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

パチンコを打つ時でも、
台を打つ前に玉の預かり所や交換所の利用方法を
知っておくことは大事ですよね。

 

「基礎知識を身につけること」

「勝てるようになること」 ですが、
FXで勝つには基礎知識も大事ですので
お付き合いください。

 

前回は「証拠金とレバレッジ」を取り上げて、

・「証拠金」は、「FXで取引する時の自分の軍資金」のこと
・「レバレッジ」は、「軍資金に対する取引額の倍率」のこと
・FXのレバレッジは、10倍で充分。

という話をさせてもらいました。

 

さて第3回目の今日は、
「通貨の種類」
について簡単に紹介させてもらいます。

 

まずFXでは、
通貨同士の価値上がり下がり(レート)を扱っているので、
日本の「円」に対するアメリカの「ドル」の価値というように、
通貨の組み合わせ(通貨ペア)での扱いが基本になります。

一般的には、
アメリカ・ドルと日本円では「米ドル/日本円」
(1ドルに対する日本円の値段)
ユーロとアメリカ・ドルなら「ユーロ/アメリカ・ドル」
(1ユーロに対するアメリカ・ドルの値段)
などと呼ばれます。

ちなみに、
「/」で区切られた左側の通貨「アメリカ・ドル・ユーロ」が、
購入する通貨(基軸通貨)で、
「/」で区切られた右側の通貨「日本円・アメリカ・ドル」が、
売買する通貨(決済通貨)です。

はっきり言って、
利子分を受け取る事(大抵の場合ほんの少しです)を考える以外は、
自分がトレードする時の組み合わせが分かれば大丈夫です。

むしろ、
通貨の記載方法(通貨コード)と
値動きのクセを理解してもらえば、
あとは、習うより慣れろで
気になった時に調べてもらえばOKです。

下に、主な通貨と通貨コードを示します。
アメリカ・ドル:USD
欧州連合(EU)ユーロ:EUR
オーストラリア・ドル:AUD
イギリス・ポンド:GBP
日本・円:JPY
スイス・フラン:CHF
香港・ドル:HKD
南アフリカ・ランド:ZAR
ブラジル・レアル:BRL
韓国・ウォン:KRW
カナダ・ドル:CAD
メキシコ・ペソ:MXN
中国・人民元:CNY
ニュージーランド・ドル:NZD
ノルウェー・クローネ:NOK
トルコ・リラ:TRY

耳慣れない通貨が多いと思いますが、

はじめは、良く取引されている
アメリカ・ドル:USD
欧州連合(EU)ユーロ:EUR
イギリス・ポンド:GBP
日本・円:JPY

くらいの中から選んでもらえれば充分かと思います。

珍しい通貨は値動きが荒かったり、
もしくは万一の事が起こりやすかったりするので
あまりお勧めしません。

長くなってしまいましたが、
最後に一番大事な値動きのクセについて
主な通貨ペア3つについて説明させていただきます。

●アメリカ・ドル/日本・円(USD/JPY)
一番身近です。
普段の値動きは比較的マイルドですが、
一度火が付くと一気にどこまでも動く時があります。
パチンコでいうと、確変つきミドルスペックな感じです。

●ユーロ/アメリカ・ドル(EUR/USD)
あまり耳慣れないかもしれませんが、
FXの世界ではとても一般的な通貨ペアです。
値動きはなめらかです。
勢いがつくとどこまでも動いていくこともあります。
パチンコでいうと、確変つき高確率機~確変つきミドルスペック機といった感じです。

●イギリス・ポンド/日本・円(GBP/JPY)
マイナーな通貨の組み合わせよりはマシですが、
比較的値動きが荒い通貨ペアです。
殺しの通貨とも呼ばれていて、
素人が手を出してはいけないといわれています。
値動きが荒いので、慣れると取引しやすくもあります。
パチンコでいうとMAXスペックな感じです。

●ユーロ/日本・円(EUR/JPY)
アメリカ・ドル/日本円とイギリス・ポンド/日本円の
中間くらいの値動きの粗さです。
ただし複雑な値動きをする事も多いので、
慣れが必要です。
パチンコでいうとクセのある確変つきミドルスペックといった感じです。

いかがでしたでしょうか。
詳しい値動きはまた個別に紹介させていただきますが、
トレードでは、値動きのクセがとても大事で、
言葉などは呼び方がわかって区別ができれば大丈夫です。

次回は、いよいよ
「トレードスタイル」について
ご紹介させていただきます。

FXで稼ぐために必要な知識を優先的に説明していきますので、
次回も宜しくおつきあい下さい。