日別アーカイブ: 2020年11月20日

FXの基礎知識(その4:トレードスタイルについて)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「通貨の種類」を取り上げて、

・FXでは通貨ペア(異なる通貨の組み合わせ)を扱っている
・初めは良く流通している通貨同士を選ぶのが基本
・4つの主要通貨ペアの特徴まとめ
ドル/円:比較的マイルド、時々大きく動く
ユーロ/ドル:なめらかな値動きが多い
ポンド/円:荒い値動き。初めは手出し厳禁
ユーロ/円:ドル/円とポンド/円の中間程度の値動き

という話をさせてもらいました。

 

さて第4回目の今日は、
「トレードスタイル」
について簡単に紹介させてもらいます。

 

まずFXトレードの利益の出し方には、
大きく分けて下の2つがあります。

・2つの通貨レートの差から利益を出す
・通貨の金利の差で利益を出す

ただし大抵の場合、
通貨レートの動きがそれなりに大きいですし、
金利はオマケ程度になります。

もちろん例外はありますが、
金利が高い通貨=信用が少ない国の通貨です。

 

ちゃんと訓練すれば利益は出せるようになりますし、
レートが急変しやすい通貨ペアはできるだけ避けて、
まずは金利差がほとんどない主要通貨で始めてみて下さい。

トータルで利益が出始めると、
金利で儲けようなどと考えるのが
バカらしくなります。

 

ちなみに、
これから少しづつFXの専門用語が出てきます。
覚えようとしなくても次第に慣れますので、
今はサラッと流し読みしていただければと思います。

FXトレードでは、レートの単位として
pips(ピップス)という呼び方をします。

これは最小通貨単位のことで、
1pipsというと、

例えば、
日本円なら
1円の1%、つまり0.01円(1銭)
アメリカドルなら
1セントの1%、つまり0.0001ドル(0.01セント)
にあたります。

pipsは、よく出てくる単語ですので
頭の片隅に留めておいて下さいね。

 

では、
本題のトレードスタイルの話に移らせていただきます。

初めて耳にされる方も多いと思いますが、
トレードスタイルというのはFX取引の仕方、
つまり「FX市場での戦い方」の事で、
大きく分けて、
・スイングトレード
・デイトレード
・スキャルピング
の3つがあります。

この3つのスタイルは、
通貨レートの差益を狙うのはどれも同じなのですが、
1回の取引にかける時間と狙うレートの幅が違います。

 

・スイングトレード
数日~数週間(長い時は数か月)時間をかける。
狙うレートの幅は、数100pipsかそれ以上
金利の影響もそれなりに考えておく必要あり
レート急変による不意打ちを考慮しておくくらいの
取引量のコントロール力が必要。

・デイトレード
その日中に取引を終える。
狙うレートの幅は、数10pips~100pips程度
狙う幅もそれなりで、その日中に取引を終えるという
ルールもわかりやすいため、初心者向け。

・スキャルピング
数秒~数分で取引を終える。
狙うレートの幅は数pips~10pips程度。
取引量を上げて行う事が一般的。

 

始めのうちは、
損しているのに取引を終えること(損切:そんぎり)が
難しいと思います。
すんなりできれば、ある意味「変人」です。

パチンコと違って、
FXは24時間取引できてしまうので
普通はずるずる粘ってしまいがちです。

投資は自己責任、というのは大前提ですが、
それを理解していただいてなお、
大きな取引量で取引して損切できなくなる、
というのが典型的なFX退場スタイルです。

まずは取引中に熱くなってしまう前提で、
少ない取引量でデイトレードから始めることを
考えていただければと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

次回は、
「FXチャート」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。