FXの基礎知識(その29:FXチャートの分析「ライン分析(線の引き方の秘訣)」)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家のユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説しています。

 

前回は
「線を引いて相場分析をする方法(ライン分析)」について、

・チャートの動きを波のようにとらえて
分析する

・波の動きの上限と下限に線を引いて
(サポートラインとチャネルライン)
波の振れ幅を明らかにすること

・波が跳ね返されているような値のところに
水平ラインを引くこと

の3つがポイントであることをご紹介しました。

 

今日はライン分析の要となる、
「線(ライン)の引き方のコツと注意点」について
ご紹介いたします。

 

[終値で引くのか、高値安値で引くのか]
傾きを分析するチャネルラインとトレンドラインは
2本のライン平行になるように引きますが、
そうすると、
終値を基準にするか
高値安値を基準にするかで迷われるかもしれません。

また水平ラインは傾きすらないので物凄くシンプルですが、
それゆえに迷われるかもしれません。

 

先に結論からお伝えしますと、
どちらの方法でもトレードで収益を上げることは可能です。

私は終値で引いていますが、
高値安値で引くトレーダーも知っています。

ただしルールとして、
終値で引くならどんな時も終値で引き、
高値安値で引くならどんな時も高値安値で引く、
という統一感は大事にして下さい。

 

[線の長さはどれくらいの長さで引くのか]
決まった長さはありませんが、
あまりに短すぎる線を引いてもトレードに使えませんので
短期間で区切りすぎないようにします。

おおまかなチャートの形をイメージしながら
描くようにすると短期間で上手く引けるようになるはずです。

 

沢山線を引きまくることで、
自分が引きやすい基準が見つかってきます。

「こう引けばいい」
と基準を決められるといいのですが、
人によってフィットする感覚が違うため、
「数値を元にこう引けばいい」という風には決められません。

でも1つだけ確実なのは、
「引いた線が、自分の感覚でしっくりくるかどうか」
がとても大事です。

 

細かい説明は省かせていただきますが、
これはトレーダーとしてこの先長く続けていくのであれば、
絶対に外せないポイントになります。

トレードを始めたばかりの方は、
「もっと決まった引き方があるんだろう!」
「秘密の引き方があるはずだ!」
と思う方もおられると思います。
(当時、私もそう思っていました。)

でも、
トレードでコンスタントに勝てるようになった頃には、
「確かにそうとしか言えない。」
という事がわかって貰えるはずです。

 

そろそろこの辺で、
FXで稼ごうと考えた人の半分くらいが脱落すると思いますが、
だからこそ逆に、
ここを乗り越えれば並みいるライバルを一気に抜き去って
かなり有利になります。

 

次回は、いよいよトレードの核となる
「エントリーの考え方」
についてご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

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