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FXの基礎知識(その14:FXチャートの読み方「エリオット波動」)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

前回は「FXチャートの読み方(ダウ理論)」
を取り上げました。

・ダウ理論の基本的な考え方は、
マルチタイムフレーム分析やトレンドの考え方など
FXの一般的なチャート分析でも使われている。

・FXは株と違い全出来高がわからないため、
一部のルール(全出来高からトレンドを確認する)は
そのままでは使えないものもある。

・ダウ理論の中で有名なもの
「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する※」は
FXでもよく知られたルールで売買判断に使う人も多い

※上昇トレンドは高値・安値を切り上げ続ける限り続き、
下降トレンドは高値・安値を切り下げ続ける限り続く

という話をさせてもらいました。

 

さて第14回目の今日は、
「FXチャートの読み方(エリオット波動理論)」
について簡単に紹介させてもらいます。

これも歴史のあるチャート分析の考え方の一つですが、
アメリカのラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1947)
という人が発表し、戦後に再評価された分析法です。

 

エリオット波動の基本的な理論を一言でいうと、
「相場の動きにはサイクルがあり、
値動きには一定のリズムがある」
に集約されます。

理論自体は1000年単位の周期に関する見解(!)なども
含まれていて、正直壮大過ぎる部分もありますが、
その辺は割り切って下さい(笑)

 

パチンコでいうならば、
パチンコの換金所が運営されてもいい理屈なんかよりも
換金所というサービスを利用できることの方が大事
ですよね。

試してみて機能しそうなものは、
ありがたく活用させてもらいましょう。

 

それでは、エリオット波動の少し細かい説明に
入らせてもらいます。

「エリオット波動論」
・相場は、「上昇5波・下降3波」という周期性で動く

・上昇相場は、
推進5波「①上げ→②下げ→③上げ→④下げ→⑤上げ」の後、
調整3波「①’下げ→②’上げ→③’下げ」
からなる

・推進波(上昇波)の5つの特徴
①第1波=じりじりと動き、少しづつ方向性が出る。
②第2波=第1波の大半を打ち消す動き。株なら売買高が低下して収まる。
③第3波=通常一番大きく・長く続くことが多い。
④第4波=複雑に動き、乱高下が続く。
⑤第5波=急騰するような動きが多い(急落もしやすい)

・上昇5波の原則
第1、3、5波のうち、第3波が一番短くなることはない。
第1波の上昇を完全に打ち消すような第2波の下落はない。
第4波の下落が第1波の波の頂点を下回ることはない。

・一つの波を見た場合にも、同じ周期で動く
要は、相場の波のパターンができている
大きいパターンの中の1つを取り出すと、
小さいものが同じパターンで詰まっている
(=入れ子構造)になっている

・「エクステンション(=延長)」と呼ぶパターン崩れがある
→トレードで利益を出すことを最優先にする場合、
「パターン通りにならないことがある」ということ以上に
使える知識ではないため詳細は割愛します。

 

長くなってしまいましたが、
FXチャートでは「波」という性質を使う考え方が
よく出てきます。

一言でいうとFXチャートは、
「ゆっくりと上下しつつ動くパータン(=波)が
注目されることが多い」という事です。

逆に、一瞬一瞬の値動きは凸凹していることが多いので、
ご注意ください。

 

こういった相場の原則のような理論は、
チャートの大きな動きを捉えるための知識としては
無くてはならない知識です。

細かな部分は切り捨て、
大きな部分に絞って活するように考えてみて下さい。

 

次回は、
「フィボナッチリトレースメント」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。