こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。
ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。
前回は「FXチャート(バーチャート)」を取り上げて、
・バーチャートはローソク足と同じものを示していて、
デザインが違うだけ
・縦方向の細い線がその時間帯の間の値動きを、
真横に飛び出た枝のような線が切り替え時刻の
値段(始値と終値)を示す。
・トレードの時にローソク足の色や印が気になって
気が散るならバーチャートが肌に合うかもしれない
という話をさせてもらいました。
さて第8回目の今日は、
「FXチャート(平均足)」
について簡単に紹介させてもらいます。
まず大事なところは、
平均足は形がローソク足と同じでも、
描かれるルールがローソク足やバーチャートと違う
という事を覚えておいて下さい。
平均足では、
太線が始値と終値を示すのはローソク足と同じですが、
使う値が異なります。
始値は直前の平均足の始値と終値の平均、
つまり平均足の始値は必ず直前の足の太線中央になり、
終値は価格の最高値・最安値・始値・終値の平均を取ります。
ちなみに細線は、ローソク足と同じく
その時間帯の最高値と最安値を示します。
平均足は、
上げや下げが続くような相場の勢いを知るのは
(同じ色の足が続くため)一目でわかる一方、
文字通り「平均」を表示していくので
相場の勢いが変化し始めるタイミングが捉えにくかったり、
捉えられても時間的に遅れてしまったりします。
頭で考えるとごちゃごちゃしてくるかもしれませんが、
あまり詳しく理屈を覚えても、
トレードが上手くなるわけではありません。
大事な事は
・トレードがしやすいと感じるかどうか、
・見やすいと感じるかどうか
です。
昨日のバーチャートの説明のところでも
お話しさせていただきましたが、
FXトレードはかなりの精神力を使いますし、
チャートはトレーダーにとって
戦場での大切な武器の1つです。
チャート自体に優劣はありませんし、
息の長いトレーダーとなるために、
自分の肌に合う環境を準備することは
とても大事です。
本番実践までに3種類とも実際に表示してみて
感じの違いを体感してもらえればと思います。
次回は、
「FXチャートの読み方」について
ご紹介させていただきます。
次回も宜しくおつきあい下さい。