月別アーカイブ: 2020年12月

FXの基礎知識(その14:FXチャートの読み方「エリオット波動」)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

前回は「FXチャートの読み方(ダウ理論)」
を取り上げました。

・ダウ理論の基本的な考え方は、
マルチタイムフレーム分析やトレンドの考え方など
FXの一般的なチャート分析でも使われている。

・FXは株と違い全出来高がわからないため、
一部のルール(全出来高からトレンドを確認する)は
そのままでは使えないものもある。

・ダウ理論の中で有名なもの
「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する※」は
FXでもよく知られたルールで売買判断に使う人も多い

※上昇トレンドは高値・安値を切り上げ続ける限り続き、
下降トレンドは高値・安値を切り下げ続ける限り続く

という話をさせてもらいました。

 

さて第14回目の今日は、
「FXチャートの読み方(エリオット波動理論)」
について簡単に紹介させてもらいます。

これも歴史のあるチャート分析の考え方の一つですが、
アメリカのラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1947)
という人が発表し、戦後に再評価された分析法です。

 

エリオット波動の基本的な理論を一言でいうと、
「相場の動きにはサイクルがあり、
値動きには一定のリズムがある」
に集約されます。

理論自体は1000年単位の周期に関する見解(!)なども
含まれていて、正直壮大過ぎる部分もありますが、
その辺は割り切って下さい(笑)

 

パチンコでいうならば、
パチンコの換金所が運営されてもいい理屈なんかよりも
換金所というサービスを利用できることの方が大事
ですよね。

試してみて機能しそうなものは、
ありがたく活用させてもらいましょう。

 

それでは、エリオット波動の少し細かい説明に
入らせてもらいます。

「エリオット波動論」
・相場は、「上昇5波・下降3波」という周期性で動く

・上昇相場は、
推進5波「①上げ→②下げ→③上げ→④下げ→⑤上げ」の後、
調整3波「①’下げ→②’上げ→③’下げ」
からなる

・推進波(上昇波)の5つの特徴
①第1波=じりじりと動き、少しづつ方向性が出る。
②第2波=第1波の大半を打ち消す動き。株なら売買高が低下して収まる。
③第3波=通常一番大きく・長く続くことが多い。
④第4波=複雑に動き、乱高下が続く。
⑤第5波=急騰するような動きが多い(急落もしやすい)

・上昇5波の原則
第1、3、5波のうち、第3波が一番短くなることはない。
第1波の上昇を完全に打ち消すような第2波の下落はない。
第4波の下落が第1波の波の頂点を下回ることはない。

・一つの波を見た場合にも、同じ周期で動く
要は、相場の波のパターンができている
大きいパターンの中の1つを取り出すと、
小さいものが同じパターンで詰まっている
(=入れ子構造)になっている

・「エクステンション(=延長)」と呼ぶパターン崩れがある
→トレードで利益を出すことを最優先にする場合、
「パターン通りにならないことがある」ということ以上に
使える知識ではないため詳細は割愛します。

 

長くなってしまいましたが、
FXチャートでは「波」という性質を使う考え方が
よく出てきます。

一言でいうとFXチャートは、
「ゆっくりと上下しつつ動くパータン(=波)が
注目されることが多い」という事です。

逆に、一瞬一瞬の値動きは凸凹していることが多いので、
ご注意ください。

 

こういった相場の原則のような理論は、
チャートの大きな動きを捉えるための知識としては
無くてはならない知識です。

細かな部分は切り捨て、
大きな部分に絞って活するように考えてみて下さい。

 

次回は、
「フィボナッチリトレースメント」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

パチンコ黒歴史 ~パチンコとの出会い~

こんにちは。
FXのおかげで人生が変わったユウタです。

 

ここでは、昔話には書かなかった人生どん底だった頃の
パチンコ黒歴史を書いていきます。

 

~パチンコとの出会い~

もともとパチンコにはあまり興味がなく、
自分からというより悪友に誘われて
バイト帰りに付き合いで行ったのが始まりです。

家賃3.6万円の安アパートに下宿していた当時、
たまたまバイトが早上がりで
バイト代3万円ほどが振り込まれた日に、
同じシフトだった大学の同級生にしつこく誘われて、
仕方なく駅前のパチンコ屋に行きました。

 

ご存知の方もおられるかもしれませんが、
当時は、モンスターハウスという
1/2の割合で連チャン、出玉も2500発ほど、
確変終了時100回時短付きの台が大人気でした。

初めは同級生に付き合うだけのつもりで
500円だけ使ったら残りは換金して帰ろう、
と思っていたのですが、

友人と二人、夕方から
5000円札でパッキーカードと言われていた
プリペイドカードを買い、
二人並んで首尾よくモンスターハウスを
打ち始めたのですが、
自分がたった3回転で「3」で確変当たりを引きました。

 

それだけだと、360分の1くらいの確率なので
年1回くらいはあることかもしれませんが、
この時は、さらに当たった確変当たりが
閉店の22時までずーーーっと続きました。

いわゆる、典型的なビギナーズラックです。

 

ただ、台を打っている時は、
嬉しいという気持ちより、ただただ恥ずかしく、
早く閉店になって帰りたい!という一心でしたが、
閉店時に玉を交換してみると4時間で8万7千円ほど勝ち、
あまりにびっくりして、プリペイドカードに残っていた
4000円を換金し忘れてしまうほどでした。

 

1か月働いて、やっともらうバイト代。
その2倍以上を夕方からのちょっとした時間に儲けてしまい、
完全に金銭感覚が崩壊してしまいました。

今考えると、
このバカ当たりが最悪の事態だったと思います。

ただ当時は、ものの見事にパチンコの魔力に
吸いつけられてしまいました。

 

それからの行動はありがちなパターンだと思います。

その翌週には勝っていたはずの8万円を全て溶かし、
その次の週は何とか我慢したものの、
翌月からは入ったバイト代を全額パチンコ代に突っ込み、
しまいには家賃代をパチンコ代に突っ込むようになりました。

 

パチンコが厄介なのは、
ごくたまに、大勝してしまう事です。

トータルすれば20万円ほど負けている時でも、
1日で5万円ほど大勝する事があると、
不思議と気持ちよくなって、
またパチンコがしたくなってしまうのです。

 

そして、
初めてパチンコを打ってから半年ほどが過ぎ、
パチンコの底なし沼にズブズブと
引きずり込まれていっていた頃、
大好きだったモンスターハウスで、
忘れられない大敗を喫します。

 

当時でも珍しかった等価交換の店で、
開店の朝10時から夜9時半までずーっと回し続けて大当たりゼロ。
釘が渋いのは等価交換なのでしょうがないですが、
多分8~10回/1000円ほどしか回っていなかったと思います。

ほとんど回らない台だったのに、
当たるかもしれない、という期待で打つのを辞められず、
1日で13万円の負けを喫しました。

 

ちなみに。
その月の収支はー85万円です。

バイト代の収入 12万円
当時付き合っていた彼女からの借金 3万円
クレジットカードからの借り入れ70万円
パチンコ   -85万円。。。

 

本当にどうしようもないバカだったと思います。
当時は大きく負けると頭に血が上って熱くなってしまい、
負けたことにムキになってお金を突っ込んでいました。

 

この頃になると、
バイト中もトイレしている時も、何なら夢の中でも
パチンコで大当たりさせる事で頭がいっぱいで、
ずーーっとパチンコの台の音楽が頭の中で回っていました。

 

今から考えると、
この時点でほぼ廃人状態だったと思いますが、
当時は気づくはずもなく、
まだまだ人生のくだり坂を転がり落ちていきます。

「パチンコ黒歴史」はじめました。

こんにちは。

FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

今日久しぶりに朝買い物に出た帰りがけに
近くの開店前のパチンコ店に並んでいる人を見かけて、
うだるようなむし暑い日も霜が降りている寒い日も
毎日専用入口の前に並んでいた日々を思い出して
とても懐かしくなりました。

元々がパチンコで遊びながら稼ごうと考えるような
どうしようもなく情けない奴なので
ご想像通りかもしれませんが
それなりにパチンコに関わる黒歴史を抱えています。

ほとんどの人は黒歴史なんてないのかもしれませんし、
無ければないに越したことはないのかもしれません。

でも、
もし自分のように黒歴史を抱えた人が
ブログを読んでもらっていたとしたら、
自分のような人間でもなんとかなる、という事を
知ってもらえたらと思いました。

黒歴史を抱えた人間の理屈かもしれませんが、
今FXトレードの技術を習得していた頃を振り返ると、
黒歴史の記憶が
「あの頃に比べたら、まだ頑張れる」
と自分の背中を押してくれたり、
「ここで諦めたら黒歴史に逆戻りだぞ」
とブレーキになってくれたりしたように感じます。

なので、
ここでは恥を忍んで、
昔話に書ききれなかった黒歴史的な話
を書かせてもらおうと思います。

宜しくお付き合いください。

FXの基礎知識(その13:FXチャートの読み方「ダウ理論」)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は「FXチャートの読み方(一目均衡表)」
を取り上げました。

・一目均衡表は、転換線・基準線・先行スパン①
先行スパン②・遅行スパン・雲からなること
・「買い(=上げ)」サインは、
転換線が基準線を上抜け
遅行スパンがローソク足を上抜け
ローソク足が雲を上抜け
※売りサインは逆
・厚い雲は抜けにくい
・複雑な指標ながら、根強いファンも多く、
一度は試してみる価値あり

という話をさせてもらいました。

さて第13回目の今日は、
「FXチャートの読み方(ダウ理論)」
について簡単に紹介させてもらいます。

これも歴史のあるチャート分析の方法ですが、
アメリカのチャールズ・ダウという人が発表した
市場での値動きを評価するための理論です。

「ダウ理論」
1.価格は全ての事象を織り込む
→需給に関するあらゆる事柄が価格に反映される、
つまりあらゆる影響がチャートに反映されている、
という考え方です。

2.トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
→短期(1h~1か月)・中期(数週間~数か月)
長期(1年~数年)で
トレンドが相互に関連しているという考え方です。

FXでも異なる複数の時間足からトレンドを分析する
マルチタイムフレーム分析という方法があり、
考え方の本質は似ているといえます

3.主要なトレンドは3つの段階から形成される
→トレンドには先行期・追随期・利食い期の段階がある、
という考え方です。

お話しとしては、
追随期に買い、高くなったら売る形がイメージしやすいですが、
利食い期に飛びついて買わないという事がもっと大事です。

先行期:一部の投資家が買い始める。
(大口が買い玉を集めるため、穏やかに価格上昇)

追随期:先行期のトレンドに反応した投資家が買い始め、
市場全体が追随し価格が上昇する

利食い期:価格上昇を捉えた素人や初心者が参加し、
さらに価格が上昇する。

4.平均は相互に確認される必要がある
→複数の平均的な指標で同じトレンドが確認できなければ
明らかなトレンドを捉えることはできないという考え方です。

平均指標というわけではありませんが、
ドル円とユーロ円というように
同じような値動きをしやすい通貨ペアなど、
FXでも参考にできる部分もあります。

5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
→トレンド発生時には出来高も大きくなる、という意味ですが、
株とは違ってFXの場合は全体な出来高はわかりませんので、
使いにくくなっています。

6.トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
→上昇するトレンドは、
高値・安値を切り上げ続ける限り続き、
下降するトレンドは、
高値・安値を切り下げ続ける限り続く、
という考え方です。
これはかなり知名度のあるルールで、
売買判断に活用する人も多く、
取引の参考にすることができます。

FXでは普通全出来高を知ることはできませんし、
株のようなわけにはいかないものもありますが、
2の考え方に似たものはマルチタイムフレーム分析といって
時間の違うチャートを組み合わせて分析する方法として
使われていたりします。

ちなみに、
ダウ理論をトレードで実践的に使う場合、
6の理論をトレンドが続いているかの基準として
使うことが多いです。

相場では「絶対こうなる!」
ということはありませんが、
天気予報のような要領で
トレードの参考にするという感じです。

チャートを見てみてしっくりくるようでしたら
是非活用して下さい。

次回は、
「エリオット波動論」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。