こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。
ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。
前回は
「FXチャートの読み方(トレンド系指標/パラボリック)」
を取り上げて、
・放物線(SAR)と値が交差するポイントで
トレンド転換と考えてドテン
(=買っていたらポジション解消して売り、
売っていたらポジション解消して買い)
を繰り返す際に使用する
・SARが上昇中に下降しているローソク足と
交差したら売りサイン(買いは決済)
・SARが下降中に上昇しているローソク足と
交差したら買いサイン(売りは決済)
・大きなトレンドが出た時の指標として有効で、
トレンドが出ていない(レンジ相場)時は、
短期間に価格が上下する状態のため、
サイン通りで売買すると負けやすい。
という事を紹介させてもらいました。
前回でトレンド系の指標の紹介は、
一区切りとさせて頂きました。
トレードはシンプルで、
①チャートが向かいそうな(向かっている)方向
②向きが変わりそうな(変わった)タイミング
を知ろうとします。
主にトレンド系の指標は、チャートが向かう方向
(要は、上昇するのか下降するのか)
をみるための指標です。
トレンド系指標のラインナップで目移りしそうな時は、
自分がチャートの向きを知るならどれが使いやすいか、
という見方で考えてみて下さい。
さて今日からは、オシレーター系指標を紹介させてもらいます。
第1回目は「MACD(マックディー」を取り上げたいと思います。
MACDは、1979年に開発された比較的新しい分析方法です。
相場の勢いの収束と拡散を見るのですが、
もとは「指数平滑移動平均(EMA)]を使っているので、
トレンド系指標と言えなくもありません。
混乱してしまいやすいかもしれませんが、
シンプルに「FXで利益を上げる」という事を考えた場合、
言葉の使い方や指標の分類よりは、
「どんな目的でその指標を見るのか」が大事です。
オシレーター系指標として考える場合は、
相場の勢いを見るのに使いやすいか、という点で
考えてください。
MACDは、EMAの差から計算します。
MACD=短期のEMA-長期のEMA
シグナル=MACDの単純移動平均(SMA)
※短期の期間は9、長期の期間は26にすることが多いようです。
[トレードでよく使われるMACDのサイン]
●ダイバージェンス
ローソク足が上昇トレンド中なのにMACDが下降トレンド、
またはローソク足が下降トレンド中なのにMACDが上昇トレンド、
という時をダイバージェンス言い、
ローソク足のトレンドが転換するサイン、と捉えます。
(調べてもらうとわかりますが、必ず転換するわけではありません)
●MACDがシグナルを下から上抜いた時は買い、
上から下抜いた時は売りのサインとされます。
●MACD&シグナルがゼロラインと交差
MACD&シグナルがゼロラインと交差する時、
2本の線がゼロラインを上抜けば上昇トレンド継続、
(=短期・長期共に上昇トレンド)
下抜いた場合は下落トレンド継続、
(=短期・長期共に下降トレンド)
と捉えます。
一言でいうとオシレーター系指標は、
相場の勢いを見る事がメインになります。
いろいろ見比べてみて、自分が判断しやすいものを
選んでみて下さい。
次回は、
「オシレーター系指標(RCI)」について
ご紹介させていただきます。
次回も宜しくおつきあい下さい。