こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。
ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。
前回は
「FXチャートの読み方として、
(オシレーター系指標/CCI)」
を取り上げて、
・値動きの変化量に対して値の乖離の程度を
指数化したもので、相場の転換点を探すために使う
・トレードでよく使われるサイン
●-100%以下で推移後、-100%を上抜いた時に買い
●100%以上で推移後、100%を下抜いた時に売り
●値に対するダイバージェンス
高値ピーク更新時にCCIピークが切り下げたら売り
安値ピーク更新時にCCIピークが切り上げたら買い
が使われることを紹介させてもらいました。
さてオシレーター系指標第5回目の今日は、
「RVI」を取り上げたいと思います。
[はじめに]
RVIは、「相対活力指数」
(Relative Vigor Index)
と呼ばれています。
文字通り、変動率(ボラティリティ)の拡大と
縮小を判断するための指数で、
1993年とかなり最近に開発された指数で、
上昇トレンドの相場は終値が始値が高く、
下降トレンドの相場は終値が始値が低いと考えて、
値が変化するエネルギーを変化量で図ります。
[RVIの計算式]※日足の場合
RVI =(終値−始値)/(高値−安値)ですが、
通常はRVIの4対称加重移動平均であることが多いです。
RVI=分子/分母
分子=(終値−始値)+2×(1本前の終値−1本前の始値)+2×(2本前の終値−2本前の始値)+(3本前の終値−3本前の始値)
分母=(高値−安値)+2×(1本前の高値−1本前の安値)+2×(2本前の高値−2本前の安値)+(3本前の高値−3本前の安値)
シグナル= (RVI単純移動平均+2* RVIaverage-1 +2* RVIaverage-2 + RVIaverage-3)/6
4対称加重移動平均線です。:
シグナルライン=RVI+(2×1本前のRVI)+(2×2本前のRVI)+3本前のRVI6 シグナルライン=\frac{RVI+(2×1本前のRVI)+(2×2本前のRVI)+3本前のRVI}/6
nは通常10が一般的です。
[トレードでよく使われるRVIのサイン]
●RVIがシグナルラインを下から上抜いたら「買い」
●RVIがシグナルラインを上から下抜いたら「売り」
[RVIの注意点]
RVIは他のオシレーター系の指標と同じく、
反転を狙う指標ですので、
一方向に進む(=反転しない)相場、
つまりトレンド相場では機能せず、
レンジ相場で使う指標ですので注意して下さい。
次回は、
「指標の使い方(まとめ)」について
ご紹介させていただきます。
次回も宜しくおつきあい下さい。