FXの基礎知識(その16:FXチャートの読み方「トレンド系指標とオシレーター系指標」)

こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。

ここでは初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。

 

前回は
「FXチャートの読み方(フィボナッチリトレースメント)」
を取り上げました。

・フィボナッチリトレースメントは、
フィボナッチ級数という数学のデータから
波の下げ止まりや上げどまり(要は波の反転)の
目星をつける

・直近の高値から安値(もしくは安値から高値)を結び、
その幅の0.236倍、0.382倍、0.5倍、0.618倍に
当たるところで反転しやすい

・エリオット波動の考え方で捉えた波に対して
波が反転するところを狙うような使い方ができる

という話をさせてもらいました。

 

これから、フィボナッチリトレースメントのような指標を
どんどん紹介させてもらいますが、
指標の種類は細かいものも含めると数百を超えます。

主なものを厳選して紹介しますので宜しくお付き合い下さい。

 

さて、
今日はその前に、
「指標の使い方」
について説明させてもらおうと思います。

私が今もよく使うトレードの要領も紹介させてもらいますので
最後までお付き合い下さい。

 

以前テクニカル指標の回で、

・指標には大きく分けて2つ、
トレンド系とオシレーター系と呼ばれるものがある

・トレンド系指標は、
主に上がったり・下がったりする方向を示す指標で、
方向感(トレンド)が出ているかどうかの基準に使う

・オシレーター系指標は、
トレンドの勢いがどれくらい出ているかを示す指標で、
買われすぎ・売られすぎの基準に使う

ということをお話させていただきました。

 

トレードというのは利益が上がればいいので、
そのための手段であるトレードする時のルールは
何でも構いません。

 

代表的なルールを2つ挙げるとすれば、

ルール1)
トレンドが反転しそうなタイミングを狙って入り、
トレンドが強くなり~弱くなって~逆に反転しだしたら出る

ルール2)
トレンドが始まったのを確認して入って、
トレンドが強くなり~弱くなったタイミングで出る

というものがあります。

 

一般的に言って、
ルール1だと「1回の利幅が大きくなるものの勝率が低く」
ルール2だと「1回の利幅が小さくなるものの勝率は高く」
なります。
(もちろん他に自分で思いついたオリジナルのルールがあれば
それでも構いません。)

 

ただし、ここで大事な事が1つあります。
それは後々の事まで考えて、
「ルールは自分の肌に合うものを選ぶ」という事です。

肌に合わないルールはなかなか繰り返せませんし、
やろうとするとどこかに無理がきます。

私は明らかに自分に合わないルールも
無理やり試していた時期があるのですが、
無駄なトレードをしてしまったり、
トレードする事自体が辛くなったりと、
まあ痛い目を見てきました。

 

トレードスキルは自転車に乗ったり、
車を運転したりといった技術と一緒で、
一度身に付けるとずーっと使い続けることができます。
ルールは、焦らずよく考えて決めて下さいね。

 

ちなみに、
私がよく使うのは「ルール1」で、
トレードする時は、
トレンド系もオシレーター系も両方指標はチェックして
出入り(売買)のタイミングを決めています。

 

指標のチェックは、トレンド系1つに絞る人も、
オシレーター系1つに絞る人もいるようですが、
初めは多少辛くてもトレンド系・オシレーター系どちらも
チェックするようにした方がやりやすいように思います。

 

いずれにしても、
必ず自分で試してみて肌に合うやり方にして下さいね。

 

次回は、
「トレンド系指標(移動平均線)」について
ご紹介させていただきます。

次回も宜しくおつきあい下さい。

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