こんにちは。
FXに目覚めてパチンコ漬けの生活を抜け出し、
現在は投資家の道を歩み始ているユウタです。
ここでは、初めてFXに触れる方向けに、
少しづつFXの基礎知識を解説させてもらっています。
前回は「トレードスタイル」を取り上げて、
・FXトレードでは、通貨レートの差と金利の差が利益になるが
通貨レートの差からの利益が基本
・トレードスタイルというのは、スイングトレード(スイング)
デイトレード(デイトレ)、スキャルピング(スキャル)の
3つで、初めはデイトレが初心者向け
・初めは「損切(そんぎり)」が難しいので、
少額取引から始める。
という話をさせてもらいました。
さて第5回目の今日は、
「FXチャート」
について簡単に紹介させてもらいます。
だんだんとトレードに関する知識も出てきますので
少しゆっくり読んでみて下さい。
さて、
チャートと呼ばれるグラフはご存知でしょうか。
もしかすると既に本物をご覧になったことがある方も
おられるかもしれませんが、
太い線の真ん中から細い線が突き出た
ジャイアントソーセージのようなものが何個も並んでいる
グラフの事です。
このグラフは、通貨ペアの値動き、
例えば、
アメリカドル/日本円(通称ドル円)でいうと、
1ドルが日本円のいくらに相当するか、
というのが刻々と変わっていくので、
それをグラフにしたものです。
このグラフで、
チャートが上がっていきそうだと感じたら”買い”
上がったところで”買ったものを売る”か、
チャートが下がっていきそうだと感じたら”売り”
下がったところで”売ったものを買う”
ことができれば利益が出ます。
チャートは、
株でもFXでも相場とよばれるものは
共通して使われています。
違うのは動きかたのクセだけです。
ちなみにチャートは、
決まった時間の間で変動したレートの動きを示していて、
通常1時間の値段の動きなら、
1時間足(いちじかんあし)
一日の値段の動きなら、
日足(ひあし)という風に、
「決まった時間帯+足」という呼び方をします。
そしてチャートは基本的に同じデータをもとに
グラフにするのですが、
・ローソク足(ろーそくあし)
・バーチャート
・平均足(へいきんあし)
と大きく分けで3種類の書き方があります。
・ローソク足
決まった時間帯の値動きを、
太い線と細い線の2種類の線で表現したチャートです。
ロウソクのロウの部分と芯の部分のように見える事から
ローソク足と呼ばれます。
動いた時の最安値と最高値を細い芯の部分で示し、
時間の切り替わるタイミングの値段(始値・終値)を
太い線で示します。
多くの場合、
一つ左側(要するに直前)の時間帯の値段に比べて
下がったか上がったかが色などを変えて描かれているので、
おおよその値動きがわかるようになっています。
例えば、
5分足なら5分間の値動き
1時間足なら1時間の値動き
を示します。
・バーチャート
ヨーロッパなど外国ではローソク足と同じく、
よく使われている記載方法です。
ローソク足と同じ値段を記載しているのですが、
太い線で表現せず、枝のように突き出した線で
時間帯が切り替わる時の値段を示しています。
・平均足
ローソク足と似ているのですが、
その名の通り平均した値を示すチャートです。
一つ左側の時間帯の値の平均を描いており、
時間の切り替わる時の値段(始値)は、
前の時間帯の値段の平均になります。
平均を記載しているので、
同じ相場を記載していても
ローソク足やバーチャートとは形が違ってきます。
一番大事なのは、
今後値段が上がるのか
下がるのかを判断する事が大事なだけで、
どれかのチャートでなくてはいけない、
ということはありません。
ただし、チャートの見方の説明で
自分が使っているもの以外を知らないと
発信されているお得な情報を
見逃してしまう可能性がありますので、
一応3種類ともチャートの見方は
マスターしてもらえればと思います。
次回から、それぞれのチャートについて
少し細かく説明させてもらいます。
チャートは
一度覚えてしまえば株でもFXでも
理解することができます。
少しづつ進んでいきましょう。
次回は、
「FXチャート(ローソク足)」について
ご紹介させていただきます。
次回も宜しくおつきあい下さい。